寒い季節の手作りご飯
例えば..アレルギーを持つ、しかも体重が軽いワンコさん。冷たいご飯を食べるとあっというまに体温が下がって代謝が落ちてしまいます。そんなワンコさんの場合は、室温というよりは少し暖めたご飯がいいのです。まぁ、大半の飼い主さんがちゃんと気を使って、冷蔵庫から出したばかりのつめたーいお肉をそのまま「ほい」って出してはいないと思いますが...(^^;)
ここで、陰陽理論でも考えてみましょう。
「陰性」の食材は身体を冷やす。
「陽性」の食材は身体を温める と考えられてます。
手作りご飯にかかせない野菜類は基本的には陰性らしいのですが(マクロビ理論)
”比較的陽性”の野菜に根野菜が多いとのこと。
大根・カブ・ごぼう・ニンジン などが根野菜ですが...大根・カブ・ごぼうは冬野菜でもありますよね。やっぱり旬の物をいただくということに大切な意味があるような気がします。
中でもゴボウ!ゴボウ=食物繊維で整腸作用なんて連想が出来ますけどハーブで言うところの”バードックス”は免疫強化にとても役立つ食材です。旬の季節の今は、特に取り入れて欲しい食材です。
ちなみにマクロビアンな人曰く「野菜の陰陽の考え方はとても難しい」そうなので上に説明したような単純なものじゃぁないのでしょう。でも、旬の食材をいただくって陰陽関係なくても、絶対に大切ですよね。
さて...話を暖かいご飯に戻しますが...「暖かいのがいいのなら、雑炊みたいにしちゃえばいいかな」と質問されたことがありました。私は生食が基本ですが、雑炊が悪いとも思いません。雑炊風のご飯にする場合は、どこかに生の食材をちょっと加えるといいでしょう。例えば、青い野菜のペーストをトッピングに。例えば、お肉を半分残しておいて後でくわえる。我が家では、超大根女(爆)がいるものですから、大根おろしをトッピングにすることもよくあります。
さてその2...(笑)
お肉とか室温に戻すのめんどくさい。でも雑炊もめんどくさい(爆)
そう、そんな怠慢者...それは私です(^^;)もちろん、ちゃんと作るときもありますが、仕事でめちゃ疲れていたり時間がないときの朝ご飯で暖かめご飯を簡単に作る方法です。なるべく電子レンジは使いたくないですが、ドライフードにするよりは断然マシなのでこんな場合は活用しています。
材料~冷凍玄米ご飯(白米でも)・生肉(冷蔵庫から出したばかりでOK)
野菜(サツマイモ・小松菜・水菜・大根・ニンジン)
作り方
ご飯をレンジでチンします。
サツマイモをレンジでチンします。
その他の野菜をみじん切りします。(フープロでもOK)
お肉(今日は鶏肉)を細かく切ります。
玄米とお肉を混ぜる。そこに細かく切ったサツマイモを入れ混ぜる。そして最後に野菜を入れて混ぜる。という段階を経ると、ちょうど良い暖かさになります(^^)v
それを食器に入れて、そこに亜麻仁油とリンゴ酢を適量かける。野菜が1種類ぐらいしかなかった場合は、ハーブパウダーなどを利用します。
これが完成した手抜きご飯@アラゴンのです。

注意点としては...玄米は消化しずらいです。包丁で細かくたたいてあげましょう。
(でも、食べ慣れてる我が家はまんまでも消化する強靱な胃腸です(爆))
実はこれ我が家では犬専用ご飯です。うちのアマゾネスさま達は、このようなご飯は口にいたしません(--;) なので、生食ハンバーグを頑張って室温に戻します(爆)
2007年11月14日の記事(一部修正)を転載