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犬のてんかん

風子

風子

『痙攣発作』の総称として“てんかん”と言われている。
簡単に記してみると...

症候性(潜在性)てんかん
脳腫瘍・ジステンパー感染・毒物の中毒性・一過性の低血糖症・酵素欠損症頭部殴打などの外傷性・不整脈・カルシウム血症・肝硬変・甲状腺機能低下症上記のような、原因が特定できる発作。5歳を過ぎて初めて発作が起きる場合、腫瘍や感染であることが多い。

突発性(真性・遺伝性)てんかん
症候性のような、原因をすべて除外して最後の残った原因不明の発作。1歳~5歳(特に半年~2歳)の間に最初の発作を起こす。発作の時以外はまったく普段と変わらない場合は、この突発性であることが多い。

発作の症状には、小発作と大発作がある。
『小発作』は短時間のひきつけで、あまり多くない。
(頭を揺らす・急に座り込んだり寝そべる体勢をとることもある)

『大発作』には、前兆期・発作期・発作後期がある。発作期に痙攣が起き、身体が硬直して震えだしたり、泳ぐような動作をしたりする。
他にも『部分発作』『複雑部分発作』『群発発作』『てんかん重積』があり『群発発作』や『てんかん重積』を放置すると死に至る危険がある。

8月に4回目の発作が起きた後、いろいろ文献を調べていると、アラゴンの様子は
突発性てんかんの大発作の軽度のものと推測出来た。


2005年10月25日の記事転載

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