わかってるのにやらない?
犬は悪くない
犬にトリックなどの行動を教える時
第1ステップ:行動がスムーズに出来るようになった。
第2ステップ:言葉の合図(バーバルキュー)で出来るようになった。
第2ステップの時点で「うちの犬はもう○○を覚えた」と考えてしまうと、犬が失敗した時に「わかってるのにやらない」と犬のせいにしてしまうということが起きてしまいがちです。
それってどういうこと?
最近👿たりあと練習しているトリックを例に解説してみたいと思います。
インスタを見てくれてる方はご存知のように、先月末くらいから👿に「匍匐前進」のトリックを教えています。この手の行動は割と早く学習する👿なので、ヒールポジション(サイドポジション)の匍匐前進はキューづけまであっという間に進みました。
こちらは7/30のポスト。
匍匐前進に対して「Crawl」を合図(キュー)にしていますが、実は行動を教えている時にいくつか自然に行動の合図になっていることがあります。⬇️
①キューが出る前に伏せの合図が出る
②私の左右中ポジションにいる
③キューが出ると同時に私の足が動く
他に室内の環境なども合図の一部になってると思いますが、ここではこの3つに関連した状況について解説します。
【エラー@その1】
①②が合図になってることにより、ヒールポジションから伏せの合図を出すと「Crawl」のキューが出る前に、ニョロニョロ〜っとフライングしてしまう。
【エラー@その2】
③が合図になってることにより「Crawl」のキューが出てなくても私が歩こうとするとニョロニョロ〜っとフライングしてしまう。
フライングで失敗してしまうのは👿のせいでなく【①〜③はその行動の合図じゃないよ】をまだ教えていないからなのですね。
というわけで、こんな練習をしました。
(昨日の練習風景を倍速で(笑))
衝動的に・反射的に動いてしまう生き物(爆)...👿なのでこのパートの練習が一番時間がかかったりします( ̄◇ ̄;)
個体差があるので、こんなことをどのくらいやったらいいの?ってことは言えませんが、👿の場合はこんな感じで1セッション@2分をインターバル入れながら3回行って 8割くらいの成功(フライングしない)率です(^^;;
飼い主と👿は衝動の生き物なのだ😅
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