立ってを教えよう@続編(キューづけ&ステイ)
言葉の合図(キュー)をつける。
立ってを教えようの続編です。
前回の動画では「伏せから立つ行動」の2つの教え方(ルアーを使わない方法)をご紹介しましたが、そのうちの「ハンドタッチを使って立つ行動を教える」の続きになります。
立ってを教えようpart2
動画の解説と注意点など。
トレーニングの流れ
伏せからタッチの合図で立つ(復習)を数回行ってから言葉の合図(立って・スタンドなど)をかぶせていきます。(ここでは合図を【スタンド】で説明しています)
①【スタンド】と言ってから手を出して「タッチ」の合図を出します(※)
②もしも【スタンド】と言った後、犬が迷ってしまった場合は「タッチ」の合図を出します。
③①に戻り2回くらい繰り返しまた②を行います。
(※)スタンドと言いながら手を出さないように。
・【スタンド】だけで行動が出来るようになったら、キューを出す時の人間の立ち位置などを少しずつ変えていきます。
・次に【スタンド】で犬が立った後の行動の維持を強化していきます。(スタンドステイ)
・犬がキューで立つことと立って待てがしっかり出来るようになったら、プラットフォームを抜いていく過程に入りますが、いきなり何もない状態にせずに動画内のテロップで説明してるように、薄いマットなど犬の目安になるものに変え、あとは個々の犬のペースに合わせながら(2段階でなく3段階で小さくしていくなどその子のペースで)ヒントになる物を抜いていきましょう。
⚠️注意点
伏せから立つ行動が出来たからと言って「座れ→立つ」が出来るとは限りません(もちろんすぐ理解出来る犬もいます) もし犬が混乱するようなら 伏せからタッチで立つ行動のヒントを出したように同じ手順で「座れ→立つ」を教えてあげてください。
同じように「立つ→座る」「立つ→伏せる」も人間目線では簡単に思えますが、犬にとっては簡単ではないということだけは忘れないでくださいね。出来ない時は、犬がただ理解してないだけだったり、環境が変わった(✳️)ことが原因なだけです。出来ないのは人間をバカにしてるからだ。とか、怠けたいだけだ。などなど、その手の都市伝説は頭の中から追い出してしまいましょう!(笑)
✳️室内で出来たからと言ってどこでも出来るわけではありません。少しずついろんな環境でも出来るような学習をするからどこでも出来るようになっていくのです。
よし!今月は2記事もアップしたぞ(爆)
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