そこから出ないといいことあるよ
境界線トレーニング
我が家のキッチンの入り口には、バジュ🐤の遊び場...もとい、トレリスをキッチンゲートとして取り付けてあります。留守中も私がリビングにいるときもゲートを開かないようにロックしています。(犬達をキッチンに勝手に入らせないための環境設定です)
最近よくこういうシチュエーションになってました。↓
冬なので鍋料理が多い。
キッチンでまず鍋に火を入れる。
沸騰したら鍋をリビングのコンロに移動するため取りに行く。
その時にゲートを閉めてキッチンに入る。⇐無意識にロックかける。
鍋持って両手塞がった状態でキッチンから出ようとして気付く。
ロックかかってんじゃん!!😱
ゲートを開けたまま中に入れば無意識にロックかけることないよね。でも、そーするともれなくフィーリ君が後をついてくる。そういえばキッチンに入らない方がいいよってこと教えてないことに気付く。(今頃😓)
そこで、お散歩の時に公園でやっていた境界線トレーニングを室内で応用してみることにしました。
それってどんなの?↓こんなのです(笑)
(エミリーの動画を貼っておきます)
ざっくり言うと、その境界線の向こう側にいた方が良いことが起きるよ。ということを犬に伝えるトレーニングです。外で段差などを利用する時は犬が立った状態でやっていましたが、リビングからキッチンは床続きで目に見える境界線がないので、境界線付近で伏せてもらうことにしました。
リードを境界線にして、最初はリビングの真ん中で練習してからキッチンの入り口にリードを置いて最終的にリードをなくしてという流れです。
(動画はリビングで練習したのを編集したものです)
たしかに境界線だね
トレーニング中クリッカー鳴らす以外はほぼ無言です。リードの前で伏せをする直前にも『Down』のCueは出していません。フィーリが今までの経験から自発的に伏せています。(Cueは最後の頃にトリーツ投げる時の『get it』だけ)
基礎は大切という記事で書きましたが、フィーリと積み重ねてきた楽しいゲームのようなトレーニング(学習)があるからこその、自分でその行動(伏せ)を選択する事が出来るのです。ちなみに↑基礎は大切で紹介した玄関トレーニングも境界線トレーニングのバリエーションです。
この境界線トレーニングをキッチンゲート前で練習した数日後に昨日の記事でご紹介したカーンズキッチンさんでランチしたのですが、その時のエピソードです。
私の横で爆睡するフィーリとりくの写真を再掲。
テラス席は私たちだけの貸し切りでフィーリくん爆睡してたので安心してこの後リードを手から離してしばし友人達との会話を楽しんでいたんですね。で、ふと横を見るとフィーリがいない。
あれ?と後方を見たら....
いつの間にか店内へのガラス戸が開放されてて(閉店間近で店内のお客様は誰もいませんでした)その店内を見つめるフィーリくんが...((((;゚Д゚)))))))
そーっとリードの先を持ちながら撮った写真がこちら。
いつも店内に入ろうとしていたフィーリなのに、めっちゃ真剣に店内眺めながら伏せてたよ(笑)
境界線トレやっててよかった😅
公園では芝生と土とか段差があるところなんかで境界線ゲームしていたけど、室内でやったこととそういう外でやってたことがリンクしたのかもと思った光景でした。
でも店内で誰か何か食べてたら危なかったな😅

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