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興奮吠えのスイッチを切る...Part2

風子

風子

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たまに気が向くと、アクセス解析の「検索ワード」を見ます。
なかなか、ユニークな検索ワードがあって楽しいのですが…
1年前・半年前・そして昨年末…と、常にベスト5に入ってる、検索ワードがシェルティ・無駄吠え」の合わせ技…

まぁね。気持ちはわかるけどね
昨日書いたように、人間の都合で「吠え」る性質を重視して作られた犬種だもん。彼らにとっての「声」を『無駄吠え』なんて言葉で片づけたら、それって彼らに失礼だと思うのです。

それに「無駄吠え」つまり、意味もなく無駄に吠えてる犬なんていないもの。そこには意味がある。でもその意味をちゃんと理解して声を聞かず放置しつづけると『吠え止む』ことを自分でコントロール出来なくなってしまうわけです。
それって誰が悪いの?。。。。そう飼い主。人間ですよね。

と、前置きはこの辺にして。昨日のつづき…

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仲良しな犬友達と走ったりボール遊びしてると、うれしくて興奮して吠え吠えしまくっちゃうフィーリ君。シェルティファンシャーとしては、そういう姿もまた可愛い だからそういう遊びが出来る環境を作ってあげて、吠え吠え遊びをすることも多々あります。

しかし、前置きでも書いたように、そのままずっと吠え続けさせると脳に支配され、自分で吠えやむことが出来にくくなってしまいます。だから時々介入して興奮のスイッチを『off』にしてあげます。

昨日の記事にリンクした動画について友達から鋭い質問をもらいました。「伏せの合図が聞こえないんだけど。何か言ってるの?」と。

はい。言葉では言ってません。
(その辺のことはもう少し後で説明しますね...)


やっと本題...
興奮吠えのスイッチを切るために2つのことをやっています。
ひとつが「Down(伏せ)」の姿勢を使うことです。

興奮して吠え吠えが激しくなった時『Down(伏せ)』させます。
昨日の動画でも、フィーリは伏せてますよね。

スワレでもいいのかもしれないですが、行動(や姿勢)人間なら言動(心にもないことを言ってみること(核爆))を続けると、脳が行動に騙される(※)ことが脳科学者の研究でわかってきています。

(※)面白くないけど、嘘笑いしてたらなぜか楽しくなってしまうなど。

座ったまま眠る犬なんて...たまにいるみたいですが…ほとんどいませんが、伏せの姿勢で寝てることはよくありますよね。そういう意味でリラックスしやすい伏せの姿勢をさせるのですが…。

ポイントは伏せてることが二次強化子になるくらい好きになってもらうことです。好きな姿勢でなければリラックス出来ませんよね。緊張したままだとスイッチは切れません。(実は好き過ぎてもリラックス出来ないんですが(笑)それも後半で書きますね…またかっ)

無理矢理押さえつけて威圧的に「ふせっ!!」と大声で命令して伏せさせてるシーンを見かけることがありますが、そういう方法で号令を出された犬はリラックスどころか、伏せててもピリピリした(もしくはドナドナした)シグナル出しています。


もしまだ「伏せ」を教えてない状態…なおかつクリッカートレーニングを習ったことがあるのなら、シェーピングで教えてみてください。犬自身が自発的に探した答え(行動)は、その行動自体がが二次強化子になりやすいのです。

しかしここでは、もう『伏せる』は教えてるけど、なんかあまり「伏せる」ことが好きじゃないみたい。もしくは、好きでも嫌いでもないみたい。どっちかと言うと嫌々やってるみたい…(くどっ)...というケースにオススメの方法をご紹介したいと思います。

あ、長くなったので、つづきは明日で…いいかな?モゴモゴッ