クリッカートレーニング@切り取る

キースくんのママからコメもらったのでクリッカー記事書いてみた

クリッカーでのトレーニング方法として
「犬を誘導して正解を与えながら完成形に近づける」
「犬が自発的に行った動作に正解を与えて完成形に近づける」
ざっくり言うと(そうあくまでざっくりね

私は後者の「自発的な動作に」で行うクリトレが好きかな。
イメージは「その瞬間を写真の様に切り取る」です。
”クリッカーの音”で正解を切り取ります。
フィーリに「バタン」と「ごろ〜ん」を教えた過程を書いてみます。
『バタン』〜伏せから横になる〜
フィーリが、伏せた後バタンと横になった瞬間に"クリック"
(散歩後など疲れてる時を逃さないように観察するのがポイント)
フィーリはクリック音が大好きなので(※)「これでしゅか?」とまわってみたり「これでしゅね」と飛んでみたり(笑) いろいろ「正解(音)」を私からもらおうと必死であれこれ動くが、ここでの正解(横になる)以外の動きには無反応で返す。

自発的に横になったら全部に"クリック"
↑この時に「バタン」というキュー(合図)を動きにかぶせる。
第2段階として勝手にバタンしてる時には正解(クリック)を出さず『バタン』というキューを出した時に横になった時のみに"クリック"
(※)クリトレを始める前にチャージングというのを行います。
”クリック”→おやつ ”クリック”→おやつ と淡々と繰り返して
「クリッカーの音が正解を意味する」ということを犬に教えます。
『ごろ〜ん』〜伏せからごろ〜んと1回転〜
勝手にバタンをして「ぼくやってましゅー」と横目でアピールするフィーリくん。見ないふりして無視してると...「なんでみてくれないんでしゅか〜」「も〜いいでしゅぅ」とばかりに、ごろ〜んとへそ天状態に。
その瞬間を待ってましたとばかりに"クリック"
バタンでちょっと学習してきたフィーリくんは、んん??と「右向いてバタン」「左向いてバタン」と必死に正解を出そうともぞもぞと(笑)
そして、しばらくしてまたへそ天になったところを"クリック"
先日の遠征旅行中。
ちょうど、↑この「へそ天」したらクリック強化中だったため...
友達との某SAテラスでのランチ中...
こんな格好で絶賛「ぼくやってましゅ」とアピールする奴。
ほらほらみてくだしゃいね〜♪

このへそ天にキュー入れようかなぁ〜と思ってた時...
クリックのタイミングを間違えて

あ、そっちもいいよね。ってことで数日クリックして動きを強化してから「ごろ〜ん」のキューをかぶせてみる。
で、今ここ↓
「ごろーん」とキュー出すと、しばし考えてからごろりんとね(笑)
ここまで読んで気づきました?
この自発的な行動にクリッカーを使うと、誘導して教えた時よりもワンコはいっぱい考えるような気がするんです。それと、トレーニングするぞ〜って感じではなく、日常のほんのちょっとした時間に犬と遊ぶという感覚が好きなんですよね

次回は『誘導して〜』で教えたことなど...
って、その前に遠征記事...かな...やっぱりね...
