ハーネスでコントロール出来るの?(4)
無意識のトレーニング(行動強化)とは...
と、その前に...(え?また脱線って声が...

なぜリードを引っ張るようになるのか?
一般的に言われてることをざっくりまとめると。
初めてのお散歩で例えば...
いろんな物へ興味津々。
気になるところ(物)へ行こうとする。
若くてエネルギーがたまってる。
突然走り出す。

そしたら飼い主が後ろからついてきた。
じゃぁ、行きたい時(走りたいとき)引っ張ればいいんだ。と学習。
(ホントにざっくりですみません

リーラとアラゴンの子犬期はどうだったかと振り返ると
気になるところ(物)へ行こうとする。
↓
危険がない限り自由に探検させていた。
突然走り出す。
↓
興奮しすぎない程度に自由に走らせていた。
主にオフリードだったので出来たことですね。
そしてリードを装着するときに、私が徹底したことがあります。
呼び寄せた時には絶対にリードを装着しない。
言うまでもなくこれ破ると「呼んだら拘束される」とインプットされますから、呼びが効きにくくなる原因のひとつになりますよね。
※犬同士の争いなどを回避するために呼び寄せて拘束したのなら、危険回避後にすぐオフリードにしてあげると『呼ばれる=拘束』の結びつきが弱くなると思います。
そしてもうひとつ...自由遊びに満足して私のそばから離れなくなってからリードをつける。そしてそのオンリードの状態でオビトレ。
はい。
やっと「無意識のトレーニング」にたどり着きましたよ

下書きを打ってたら、リーラが1歳過ぎてアジトレを始めた頃を思い出したんです。
ちょうど涼しくなった時期だったので、片方が練習してる間は片方を車で待機させていました。リーラは自分の番になるとリードつけて車から出してもらえるので、いつのまにか「早くリードつけて〜!」って状態になってました。
それと似たような状況が、リーラとアラゴンをオンリードにした後のオビトレ。片方にステイさせて片方とヒールワークなど簡単なオビをする。すると待ってた方が「早くぅ。今度は自分の番だよー!」ってうずうず。←ステイが苦手なリーちゃんはこの最中よくあ〜君とのオビトレに乱入してましたが

つまり、↑この様なことが知らず知らずのうちに「別にぼく(わたし)リードついてても、ついてなくてもどっちでも楽しいよ」という状況を作っていて、後に普通の公園散歩をするようになった時にも、その強化された行動によって引っ張りの問題が出ることもなくお散歩することが出来ていたんだろうなぁ...と気づいたわけです。
(もちろん、これは私の推測であって100%正しいかは不明ですけど

う...やっと脱線しまくりの下書きをまとめて読み直してみたけど。
話があちこちし過ぎっ...そして「ハーネス」の話題どこいった?みたいな

次はちゃんとハーネス登場します

リーラとアラゴンのケースを紹介したのはオフリードで遊ばせることを推奨するためでなく ”飼い主が意図してない行動でも犬の行動を強化させることがある” その例として、何かのヒントになればと思って書いたので『同じ状況を作らなければハーネスで楽しいお散歩が出来るようにならない』とは思ってませんので。
この辺については後々フィーリのケースで書きます。
(って...ちゃんと脱線せずに辿りつけるのか?
