無駄吠え (2)
トイプー(仮にTくん)ママさんが話してくれたのは...
近所の獣医さんのおかげで外に連れ出せることはわかったけど、最終的にTの「無駄吠え」がひどくなったのは自分のせいだった。
初めてのお散歩で外の世界を見たT君。
見るもの・見る人・見る犬がぜーんぶ怖かった。だから、人や犬や車や自転車や、いろんなものとすれ違う度に「怖いよ」と吠えてた。
でも初めて飼う犬だったし、ショップで「躾しないで簡単に飼える」って言われ衝動買いしたために何も知識がなく「吠える」=「強気」と考えて「うちの子はいばりんぼうさんでしょうがない」と吠える度に叱っていた。
しかし叱っても「無駄吠え」はなくならず、最終的には「どうせ小さい犬が吠えたって誰も怖がらないし」と安易に考えて1歳過ぎまで何も対策をしなかった。
(ここでトイプーくんに2回目のラッキーが起きる)
たまたま遊びに行ったドックランで出会った飼い主さんと意気投合していろいろ話してる中で、Tのひどい無駄吠えについて話したら「うちも無駄吠えひどかったけど、良いトレーナーさんに指導してもらって良くなったんですよ」と紹介してもらうことになった。そしたら犬の問題行動に詳しいトレーナーさんで、生活環境も含め全てをチェックしてもらいながら指導してもらって1年かけて「普通に吠える」ワンコになった。
Tくんママがトレーナーさんにどんな所を指摘されたかはここでは省略するが、当時その話を聞いていた私はと〜っても耳が痛かった

『無駄吠え』を作り出す要因は...
・犬種の特性
・親からの早期引き離し
・乱繁殖による弊害
これらはほんの2〜3割程度じゃないかと思ってる。
残りの7〜8割は飼い主が間違った対応をすることで「吠える」ことを強化した結果なのだ。
ちょっと話は脱線するが...
今年の春頃に、あ〜君とある公園をお散歩していた時のことだ。
ある大型犬種とすれ違ったのだけど、その子は犬か人(もしくはどっちも)が怖いようで「こっちに来るな」の雰囲気を醸し出していた。だから脇道にそれて通り過ぎるのをやり過ごそうとしたのに...
なんと、その飼い主さんこちらに近づいてくるじゃない。
かわいそうに、そのワンコさんかなりの及び腰でしっぽ思いっきり腰に入っちゃってるし。である距離まで来たときに火がついたように吠えた。(そりゃぁ吠えたくもなるさ

そしたら、あろうことか「いけないっ」とか大声で叱りつけて左腹を軽く蹴り飛ばしてる!!
そして私にはにこやかに「すみませんねぇ。こいつ自分がボスになりたがっちゃって困るんですよ」と。。。。
あああああああ、またここに大勘違い野郎が

このままでは、私がその飼い主をボコボコにしちゃいそうなので


しつこくつづきます。
次回は耳が痛かった私の懺悔ストーリー(かも?)
