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不死鳥になった麻呂(3)

風子

風子

不死鳥になった麻呂(1)
不死鳥になった麻呂(2) のつづき

それにしても、我が家の人間♂の発言って..

「死んでる」の次に出たのが...


「脳みそ出てる」ときた。

えっと...脳みそ出たら死んじゃうでしょ?
てか、膿皮症の膿なんですけどぉぉ。

まぁ、そんなアホはほっておいて、その膿が止まらない。そこで、ひばの精油を垂らしたお湯でガーゼをしぼってふきふき消毒。

仔犬の頃、全身がはげはげちゃんだったけど
1歳過ぎには95%くらいの毛が復活。

そんな麻呂も10歳過ぎくらいから季節の変わり目などお腹や顔の一部が膿んでしまうことがあった。そこで目をつけたのが殺菌効果があるというひば精油。このオイルを垂らしたお湯をかけてあげると膿んでる皮膚が早く治った。

もちろん寝たきり状態でお風呂に入れるわけにはいかないので、ガーゼをゆるくしぼって何度も拭いてあげた。そしてスポイドで水分(栄養)補給と元気玉撫で撫でをつづけること5日目...

夜、お風呂から上がってドライヤーで髪を乾かしていたら
「きゃん」というかすかな鳴き声が聞こえた。

「ん?誰?リーちゃん...はあんなに高い声じゃない」

慌ててリビングを覗いて見ると、それまで死体(こんな表現ですみません)のように横たわってたはずの麻呂が、上半身を起こしている!!

「今の麻呂ちゃん?」と声をかけると

弱い声だったが「きゃん。きゃん」と2回声をあげた(T-T)

吠えれる。ということは口が動いてるということで、もしかしてお腹がすいて泣いてたり?と思い、慌てて流動食を作って小さな器に大さじ1杯ぶんくらい入れて口の前に出してみた...

臭いをふんふん...ってする間もないくらいすごい勢いで食べた。

いや、もうちょっとゆっくり...というか今まで倒れてただろ−。と意味不明に語りかけながら、追加で入れてあげると全部食べた。

全部で大さじ5杯分くらい。
そして、器から自分で水も飲んだ。

いや、まじで今まではもしかして「演技」だったのではないか?と一瞬疑ってしまうような急激な回復ぶりに、喜びを通り越して笑ってしまった。(なんせ別名トーニャ麻呂ですから)←トーニャ・ハーディングからいただきました(爆)

だって「大さじ5杯分じゃ足りない」と文句言うんだもの。
いやいや、胃腸がびっくりしちゃうから、今日はこれだけねとなだめるのが大変だった。


あれれ... このエントリーで終わる予定だったけど、無駄に長くなったので次を最後にします。



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