てんかん~ホメオパシー
こちらの記事に関しては
黒歴史時代に書いたものをお読みください。
(以下は当時の記事をまとめて加筆修正したものである)
2005年11月19日初めてセカンドオピニオンで診てもらう。
翌日~処方されたホメオパレメディ各種を朝晩飲ませる。今のところ変化なし。
2日目~アラゴンの様子が違う気がするが「どこが?」と言われるとわからない。
3日目~昨日感じた「アラゴンの違和感」が判明。尻尾の振り方と位置。診察の時、先生に「この子は尻尾が下がってることが多い?」と聞かれた。「何でわかるの?」と思ったことのひとつ。アラゴンの尾の振り方は、なんとなくラブっぽい。家の中では、たいがい低い位置で「ぷんぷん」とリーラの3倍速のスピードで振っている。それが今日1日観察していると、いつもより少し高い位置でゆらゆらしている。
その日以降は、際だった変化は特になし。
その後、だいたい1ヶ月おきぐらいで病院へ通う。
最初の処方から3ヶ月後。アラゴンのくつろいでいるときの格好に大きな変化があった。体型(薄くてぺら(爆))のせいなのか、たいてい横にぺら~んとなっていたのだが(その状態で頭をあげてるとか)普通の伏せ状態でいられることが増えた。このような姿勢の改善は、鍼の効果の方が大きいのかもしれないと思った。
そして、セカンドオピニオンに通い出して初めての発作が2006年3月だったが、この時少し気になることがあった。痙攣が抑圧されるイメージがアラゴンから伝わってきたのだ。これは、いったいどういうことだろうか?
2月(2006年)に参加したNick Churchill氏のセミナーの内容を思い出した。
彼の教えるホメオパシーは、クラシカルである。今まで、それほど接点がなかったクラシカルホメオパシーであったがNickの話す講義内容のあまりの面白さに衝撃を受けた。素人が気軽にノゾースを使うべきでないということも腑に落ちた。そして、そのセミナー後に感じたのが、使い方によってはホメオパシーであっても「抑圧的」に作用することもあるのじゃないかな?ということである。
アラゴンが受けてるホメオパシーの治療方法は、このクラシカルとある意味対局的にあるプラクティカルである。もちろん、プラクティカルが駄目でクラシカルが良いと言いたいのではない。犬猫など動物の根本レメディーを探し出すのは人間のよりも大変かもしれないので、そういう意味では動物にはプラクティカルの方が合ってるとさえ思っている。
ただ、アラゴンに関しては「これが彼の根本レメディかも!」と思えるレメディに出会っていた。100%ビンゴじゃないかもしれないけど、多分80%ぐらいは彼の根本に近いレメディ…「Puls.」
もちろん、それまでの治療でそれなりの効果も感じていたし、必要なことだったと思う。ただ、それを延々と継続するよりは「Puls.」を試してみたいと思った。
そこで、その日からレメディーをPuls.だけにしてみた。といっても、毎日使っていたわけでなく、下痢などのなにか調子が悪い時に使っただけなので、回数はかなり少ない。(だって、いつも元気だから(笑))
それから4ヶ月後の発作の時、私の直感はやはりはずれてなかったなと感じた。
痙攣が始まりそうな時、アラゴンの頭に手を当てると全てが足下から溶け出すように穏やかに消えていくイメージを感じたのだ。